若松GC 18HL 改造解説

Back514yd Par5

着工前 2017年 夏
着工前 2017年 夏

旧サブグリーンは右側に見える2つのバンカーの奥側にあり、その台地は戦略的に意味がなく、空き地的なエリアとなっていた。左側に民家があり飛球が問題となっていた。

造形図

Greenは旧グリーンの右側の松の巨木を撤去し有効幅となるグリーンエリアのセンターに移動することとした。面積は約600㎡とし左が高い2段グリーンとした。グリーンの配置としてはアングルをもうけ左右の距離を違えている。そのキーとなるのはセンターに造ったバンカーのマウンドトップの高さにある。そのトップがグリーンまでの距離感を錯覚させる。

旧グリーンの左側のバンカーと右手前にあったバンカーを撤去し、新たに正面と右、グリーンバックの3か所に造った。左手前のバンカーについては多少補正を掛けた。

 

グリーン造形図
グリーン造形図

現場状況

完成

距離感の錯覚を見込み手前15ydにバンカーを置き、グリーンの左にピンが立った場合にはそのバンカーを超えるショットを要求する。一方で左手前にあった大きなバンカーの代わりにマウンドはあるものの、アプローチエリアを広く取っている。また、グリーン左奥にはパンチボール的な受けたマウンドとしているので、ある程度勢いのあるショットもグリーンに残る計算である。

 

右側は砲台型のグリーンで右と奥側にバンカーを配し、花道は傾斜がきつくグリーンまで届かないショットは転がり落ちる。グリーンオンさせるしか他には逃げ道はない。

 

 

このホールの持つ広すぎた敷地の幅を有効な意味深いプレーエリアとして変えることができた。プレーヤーは自身の攻略法をもってピンの位置によってセカンドショットの攻め方が変化してゆくだろう。